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ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2009年1月号

ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2009年1月号

      翻訳:ビジョン心理学トレーナー 大空 夢湧子


 

1月は「種」の月。今年1年の種を蒔く時です。私達のハートとマインドの中に蒔かれた種が1年かけて成長していきます。そこで今月は、あなたの思考は種であり、蒔かれたものがやがて現実の人生の中で実ることを認識する月です。それはいつもそうなのですが、1月そして新月の時期には特に言えることです。   

瞬間の集中があなたの思考や願望を力づけ、今のあなたの人生を作っています。ですから、あなたが心から本当に望んでいることに意識を向ければ、今年が実りの多い美しい年になるのです。   

怖れの想念には特に注意しましょう。思考は現実を創造する材料であり、怖れに満ちた思考は恐ろしい世界を作ります。私達は愛しているものには引き寄せられ、怖れているものには尻ごみするものです。でも反対を向いてしまい、愛が怖くなり、密かに恐怖に魅力を感じ、それを愛だと思って招き寄せています。今年の1月は、この点を変えねばならないし、じっさい変えることができるのです。「ア・コース・イン・ミラクルズ」でも言っているように、「自分自身を怖がらせることによって得られるものは何もありません。それはとても破壊的なことです。」   

どのような問題も、根底に怖れを持たないものはありません。そして怖れを癒せば問題は解消します。今月に問題となる状況は、私達の古い「被害者のストーリー」の一部分です。今こそ、自分の中に被害者のストーリーがいくつあるのかを質問して、それをあなたのハイアーマインドに渡してしまう時です。あとはそれを解消するのがハイアーマインドの仕事です。もし今月問題が出てきたら、その問題の根っこのシステムごと全部自分の中から引き抜いてください。   

私にとって最も役に立った2つの方法を提案します。最初の方法は、マインドを神に向けつづけること。2つ目は赦しです。最初の方法は、世界が私に何を見せてくれようとも、心をひたすら愛に向けつづけます。2番目の原則はゆるしです。私がゆるす時に状況が変化します。人間関係は幸せになり、怖れが溶けて無くなります。昨年、私はあらゆる人やあらゆることをゆるしました。特に、個人的にも集合的にも経済をゆるしました。経済に起きたことは、世界的規模の伝染病のような、怖れの世界的な流行病(パンデミック)でした。そして何よりも私は自分をゆるしました。自分が何かのトラブルの作者だった時は特にそうです。すべてのことやすべての人は、意識の中の自己概念を反映しているのを私は認識しています。集合的なパターンでさえ私の責任です。私もそれを作るのを手伝ったからです。  

ゆるしは浄化の治療薬、ミラクルのためのステージを設営してくれます。ゆるしが怖れを癒し、私達に責任(responsibility)を与え、それが成熟さを生みます。成熟さとは、反応する能力(response-ability)が役に立つかたちになったものであり、より高い視点から物事を見て自分を回復できるのです。  

最後に、1月の恩恵のおかげで、完全に専念する(没頭する)可能性がもたらされます。真心をこめた誠意が成功へ導くのです。この「誠意」があなたをスターにするのです。   

1月はいつもの忙しさや犠牲や、働きすぎや食べ過ぎ飲みすぎなど浸りすぎによる肉体の誤用を回避することができる明るい月ともなり得ます。人生では本来何が大事なのか、神は私達に何を望んでいるのかを思い出す助けになります。前にも申しましたが、聖書にもっとも頻繁に現れる言葉は、「怖れることはありません」なのです。   

そこで今年の1月は、マインドの向きを神さまに固定してください。成熟さという「大人の女の下着」を身に付けましょう。ゆるしというツールを使って、怖れと「被害者のストーリー」を変容させ、真心をこめた「誠意」という果実を味わいましょう。   

今月生まれの人たちは、パイオニアになるべく生まれました。 素晴らしい1か月をお過ごしください。そしてあなたがもし幸せでないなら、それは天のことを考えていないからで、あなたがゆるすべき人または事があることを思い出しましょう。あなたが天に愛されていることを受け入れると、自分は望むものすべてを持っていることに気づくでしょう。そしてそれ以外のこともすべてあなたに与えられることに気づくでしょう。   

みなさまに祝福を。そして、あなたが平和でありますように。
チャック・スペザーノ
2009年1月 ハワイ、カハルウにて

 

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