カードリーディング講座
幸せな人間関係のための心理学|ビジョン心理学ジャパン > ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2009年10月号

ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2009年10月号

ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2009年10月号

      翻訳:ビジョン心理学トレーナー 大空 夢湧子


 

10月は、いつも通りの月ですがひとつ例外があります。それは、もしアンバランスを避けることができれば、金色に光輝く月になるのです。   

つまりいつもながらの人生のチャレンジに直面しながらも、人生が与えてくれる静かな喜びが存在する瞬間があり時にはそれが何日もつづくのです。自然や美しいものや人々とつながっている瞬間があります。愛と繊細さが合わさって、人生って素晴らしいなと感謝するここちよい経験がもたらされます。   

私たちは9月には弾丸をうまく避けることができました。十分なだけの癒しと変容があったおかげで、集合的無意識が持ち上がって爆発となるところを、煙が噴出するレベルにとどめることができました。寛大さと友情の行為が救ってくれたのです。この癒しのパターンこそ、これからの何年間に必要とされているものです。もし、私たちが周囲のすべてのものをゆるし、祝福を与えることを思い出せれば、困難なことや大災害をもうまく回避することができます。私たちが奉仕することを選択すると、それが全世界の助けになる流れを作ります。10月のエネルギーはより静かに感じられますが、もし私たちが癒しにコミットしていれば、11月の「血まみれの11月」の矛先をゆるめることができます。もし成功したなら、11月は10月のような感じになるでしょう。私たちが本当に大成功したなら、11月は10月以上にさらに黄金のエネルギーになるでしょう。   

経済に関しては、いまだに癒されていない何かがあり、それがこれから数か月、数年先の崩壊へとつながる可能性があります。現在の経済的な苦境から脱出すべく対策を講じたにもかかわらずです。重要なのは、経済をゆるし、人類の集合的な強欲をゆるすことです。大切なのは自分自身をゆるすことであり、お金に関する恨みのある相手をゆるすことです。ゆるしがもたらしてくれる平和がなければ、私たちは欠乏の中に留まることになるでしょう。ゆるしによって、批判や恨みや切り離したいという願いのもとにある隠れた罪悪感が癒されます。   

(罪悪感が癒されて)無垢であること、女性性原理の尊重、パートナーシップが現在の世界を変容させていくでしょう。誇張され乖離した男性性原理は欲に溺れて、(豊かさを)受け取ることも享受することもできなくなっていますが、女性性原理が再評価されることで、そのバランスがとれるのです。   

今月は何をおいても祝福し、感謝し、ゆるし、助けましょう! あなたが批判する代わりにゆるしたなら、それはあなたからみんなへの愛のギフトになるでしょう。ゆるしによって、あなたが嫌いな世界があなたの好きな世界へと変容します。1日に何度も、あなたが嫌いな人々をみんな祝福しましょう。彼等はあなたの助けを必要としています。今月は素晴らしい友人でいましょう。それが何千倍にもなって、あなたやあなたが愛する人々や世界に戻ってくるでしょう。もしこれから経済的な逼迫状態がやってくるのがわかったなら、今、自分自身に対して気前よく与えることによって備えることができます。それがすべての違いを生んでくれるでしょう。崩壊の脅威のように見えることが、上昇し新たなレベルの出現へと変わっていくでしょう。物事が危険な状態に陥る前から、緊急事態(エマージェンシー)を上昇・出現(エマージェンス)へと変容していくこと、それこそがリーダーシップなのです。  

今月あなたが気づきの感覚を高めつづけていると、大きな官能的で美的でスピリチュアルな喜びを享受できるでしょう。  

10月の第1週には、大きな努力が大きな報いへとつながります。今週の最も重要な特質は「奉仕」です。週の前半の特徴は、友達やあなたの助けを必要としている人を助けることです。この週の後半は、甘くやさしい報酬が特徴です。   

第2週は、内面的にも外面的にも出会いや機会が起こります。私たちは人生のほとんどを自分の外側の現実の世界に捕われていて、まったく夢ではないと思って過ごしていますが、実は夜見る夢よりもちょっとだけ実質的なだけにすぎません。今月は内面的な世界をもっと思い出し、経験するでしょう。   

私たちは自分自身を批判して、その後で批判したことを外側の世界に投影して人生という映画を作っているのです。そして起きてくる出来事に直面すると無力なふりをするのです。世界を批判して現在の状態を作りだしておいて、世界をコントロールして自分のニーズをみたそうとします。私たちの世界が見せてくれるものは、「自分自身についてどのような批判をしてきたか」であり、世界が変わるには、「自分自身や人に関して思っていたことは思い違いだった。」ことにならざるを得ません。他人や世界に投影した自分の罪悪感に関して、自分が思い違いをしていたことにならなければ、罪悪感は変容しません。ゆるすことによって、それができます。   

10月第3週は回復に関する週です。自分自身をケアしてあげること、休めるところで休むこと、甘く優しい感じのつながりをもち、そしてまた人のために奉仕することです。   

第4週も同じような感じですが、強さと中心とつながった感覚がより大きくなります。なにか新しいビジョンやプロジェクトや生き方が見えてきそうです。変化が今にも起こりそうです。新しいやり方が現われてきます。10月の最後の数日間は、この新しいやり方が、やさしさと甘い感じと調和の大きな可能性とともに現われる予感があって、むずむずするワクワク感があります。   

今月は、友達のことが気になったり、困っている様子だったら、彼等のためにあなたができることをすることを覚えていてください。   

今月はあなたの祝福したいことの数を数えていると、祝福が増えていきます。今月のあなたが成功なさり、金色の輝きがさらにもっとあなたの全身を照らしますように。  

すべての人、特にあなたの周囲で今までだったら批判したような人たちへの慈悲の気持ちであなたのハートが開きますように。    

天はあなたにあらゆる良いものを与えてくれようとしています。善意のしるしとしてあなたに良い運と恩恵がもっと訪れることを許可することができます。  親愛なる友であるみなさんに祝福を。

チャック・スペザーノ
2009年10月 フランクフルトからサンフランシスコに向かう機内で

 

※大空夢湧子さんのサイトはこちら