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ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2009年12月号

ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2009年12月号

      翻訳:ビジョン心理学トレーナー 大空 夢湧子


 

12月の空には数多くの星たちが輝いて、あなたの周りのダイアモンドの額縁のようにあなたを照らしています。今月が先に進むにつれて星の数も増えていきます。   

なかには12月が「底」になる人達もいて、星と星の間の無意識の「虚空」の中へと落ちるような感じでしょう。もしそのような状態になったなら、あなたのところに光を呼んでください。光がない場所はどこにもありません。一方で、「虚空(the Void)」の経験をする人達もいるでしょう。虚空とは、神聖な「空」の意識の状態であり、ブッダが「一つの意識が世界を創った」ことを悟られた時に到達された意識の状態です。それは覚醒です。一連の覚醒の中の最初のものです。ただし、覚醒の周辺の領域をナビゲートするには、達人(アデプト)の気づきが必要であり、しっかりと天と手をつないでいることが必要です。一見、後戻りに見えることが、実際は前進なのです。スピリチュアルな視点をもつことによって、問題を超越することができます。   

12月の星たちとは、超越的な経験のことを表しています。ひとつひとつが神聖なる瞬間です。ひとつずつが入口であり、光や永遠やワンネスへと開かれた始まり(イニシエーション)の場所なのです。それらは天国の恍惚的な経験です。そこで、星たちの額縁の中に入る経験にとどまらず、さらに故郷である「神聖なる存在」に戻る出入口としてその経験を使ってください。これによってエゴのマインドの巨大な部分が溶けてなくなることができ、そのすべてがエゴによる制限である信念体系と自己概念があった場所には、深い愛と気づきと光が残されるでしょう。   

ひとつひとつの星は、我々が世界で直面している集合意識的な課題の解決法です。星の額縁の中にとどまるのは素晴らしい体験ですが、そこの出入口を通り抜けるのは、あなたにとって世界が一変するような出来事にもなるでしょうし、それはまた世界の課題にとっても大きな影響をもたらすでしょう。   

人によっては10月から、また別の人達にとっては11月や今月12月から、「アストラル(低次元の霊界・幽界)」からの攻撃が続いています。これは悪魔的な闇であり(仏教の喩えによる地獄・修羅・餓鬼などの)暗い神々の領域です。これは太古の昔のエゴであり、それ自体が意志をもっているように見えます。2000年以降は、マインドの最も深い場所に侵入することがなされ、いくつもの目覚ましい事柄が発生しました。その中に含まれるのは、アストラル界につかまっていた魂の救出や、この暗い領域の一部が溶けて無くなったことや、果てはデーモンの救済などです。過去4年間に、複数の高いレベルのデーモンでさえ光の方へ戻っています。私の知る限りでは、このようなことは、いまだかつてありませんでした。現代的な比喩を使うと、これは分離という集合的な観念(ビリーフ)に先立つエゴなのです。これは太古の昔に光と戦おうとした幻想と闇の断片なのです。   

10月以来、私は、まるで暗黒の領域がすぐ傍に戻ってきたような感じに気づいています。2012年とそれにともなう闇の撲滅が近づいている今、アストラル界は命を賭けて戦っているのです。どのような小さな出来事や引き金をも利用して、全面攻撃しようとしています。そのため、小さな出来事や、単に対処すればよい事柄だったことが、大きな辛い事件のレベルにまでなってしまうのです。   

私のように無意識の奥深い領域に35年以上も関わっていますと、暗く妖しい魅力がまったくないアストラルのレベルは、ほぼ日常的にヒーリングのために現れてくる経験になります。それが出現してくるのは、特に慢性的な問題や、モグラ塚が山になった時です。現代的な比喩であろうが、それ以外の比喩であろうが、あなたにとって最も心地よい比喩を使ってください。いずれにしても、あなたに知っておいていただきたいのは、大きな変化がすぐ足もとに近づいていること、そしてエゴが命を賭けて凶暴に戦っているということです。   

そのために太古の裂け目が癒されるために浮上してきます。もし何が起きているのかが分かっていて、対処の仕方も知っているならば、それは良いことになるかもしれません。でも、不意打ちにあわないように、また、エゴが何か小さな事をひどく辛い問題へと悪化させてあなたの道を逸らそうとするのを阻んでください。その時あなたは、ただ前に進みつづけるだけでよいのです。   

次のエクササイズは、特にそんな時のために役に立つものです。まず、深い平和をあなたのゴールに設定してください。そして、あなたが経験していることが深い平和ではないならば、それが何であれ、自分自身に質問してください。「私はこの経験を望んでいるのだろうか、それとも次の一歩を進みたいのだろうか?」または、「私はここで止まりたいのだろうか、それとも深い平和に向かって次の一歩を進みたいのだろうか?」 選択するたびごとに、あなたは深い痛みから抜け出して、平和の中へと入ることができます。平和こそが愛と幸せと豊かさの源なのです。   

この機会を大きなスピリチュアルな前進の機会として使ってください。ご自分はスピリチュアルではないと考えている方に覚えていて頂きたいのは、スピリチュアリティとは深い愛と完全性と幸せの指標にすぎないということです。   

12月をあなたの飛躍のきっかけとして使ってください。ここで可能なことの深さは最高の高みにまで通じています。   

12月第1週は、「主人と奴隷の葛藤を癒す」というテーマです。あなたがご自身のリーダーシップや権威や成功、親密さを怖れていると、この問題を抱えることになるでしょう。   

第2週は、「手を差し伸べること」がテーマです。批判・裁きをも越えた愛のかたちです。   

第3週は、「牢屋に閉じ込められている自己を癒すこと」がテーマです。そして第4週は、私達の「悲劇の暗いストーリーを癒すこと」がテーマです。   

年末の最後の数日間は、あなたに関して何が最高なのか、ビジョン、癒し、パートナーシップがテーマです。   

12月を今年の最高の時にしましょう。覚えていてください。          
    あなたは光です。          
    光はあなたの味方です。          
    あなたは真実に仕えています。          
    あなたは世界に触れるためにやってきました。

あなたの世界が光のダイアモンドでいっぱいに輝きますように。あなたの無謀な夢をもはるかに超えるほどに、あなたが祝福されますように。あなたの周りを取り囲んでいる愛と助けを認識できますように。

2009年12月
チャック・スペザーノ
ハワイ、カフルウにて

 

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