カードリーディング講座
幸せな人間関係のための心理学|ビジョン心理学ジャパン > ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2010年6月号

ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2010年6月号

ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2010年6月号

      翻訳:ビジョン心理学トレーナー 大空 夢湧子


 

6月第一週は、どのようなかたちであるにせよ、おおむね「通常通り営業」の筋書きに沿っているでしょう。 そして、そこから生活の速度が加速化し始めます。そのことを心の中だけで経験する人もいますが、外面的な出来事として経験する人もいるし、内でも外でも炎のような動きを経験する人達もいるでしょう。 それはまるで大きな試合に出場するような感じであり、よく準備して大きな試験を受けるような感じです。 人生のパターン (人呼んでカルマという)次第では、戦闘状態のように見える場合もあるでしょう。  

心の中の内面的な動きが活発であればあるほど、外面的なドラマは少なくなるでしょう。ヒーリングの原理を毎日実践しているならば、そして、「幸せでない時には、癒すことが人生のすべてだ。」とご存じならば、あなたは準備万端です。 

私からの一番の提案は「天とつながりつづけること」。あなたが創造主の腕の中に抱かれているのを感じてください。ソース(源)を思い出しましょう。いつもあなたと一緒に歩いている存在がおられることを思い出してください。  

波が近づいてくるのが見えたら、舷側に波をまともに受けて沈んだり転覆したりするよりは、あなたの船を波の中に向けることができます。気がついていないかもしれませんが、あなたは今までの人生で、これから来るべきものに備えてずっと準備をしてきたのです。あと必要なのは、何がやって来るのかに気づいて、その準備をするだけです。  

6月はひと月を通して、精神的にも、知的にも、感情的にも、純粋な楽しさのポケット(攻撃から守るためのブロックの壁)があります。それには笑いと友人たちとの宴会が含まれています。ただ6月にはひとつだけ注意事項があります。やり過ぎないこと、つまり人とのつながりの楽しさのあまり、食べ過ぎ、飲み過ぎなど、何かに溺れることのないようご注意ください。 

6月は愛が豊かな月にもなりえます。愛が豊かだと、豊かな意味もあります。6月の中旬に起きる事から、大きな成功が生まれることができます。それはあまりに大きな成功で、あなたの手に余りそうなほど。 6月の「成功の流れ」というチャンスをしっかり受け止めてください。   

徐々に高まりつつ6月15日を頂点に次第に下降していくのが、天から降りてくる際立った輝きです。私たちの頭や心を照らして、愛と霊魂と再び深くつなげてくれるでしょう。「霊的な気づき」が芽生える人たちや、強まる人たちがいるでしょう。    
意欲のある人々には、無知と心得違いの信念と隠ぺいという鎖を解いて、「魂の神聖な約束」が明らかになるでしょう。もしあなたがコミットしているならば、6月には大きな幸運があります。「献身的な女性神官」が「悪魔(無知とエゴ)」を打ち負かすのです。私たちがエゴに味方するのをやめて、内なる「献身的な女性神官」の方につくと、今までは「死を偶像崇拝」していたために曖昧だったビジョンが明らかになります。コミットメント(自分が深く関与すること)への怖れは、いままではまるで疫病のように怖れられてきました。しかし、自分自身に与えるにつれて、コミットメントへの怖れが無くなっていきます。    
「もし愛し過ぎて、自分を完全に与え尽くしたら、自分が溶けて無くなるのではないか。」と信じている怖れが無くなっていき、「先を見る人」という太古からのギフト(才能)が花開くでしょう。   
目の前にあることを完了すれば、意気揚々と、このうえない幸せが私たちのものになるでしょう。自分自身を準備しつつ、天に任せましょう。  

6月第1週には、今まで自分を「奴隷」のような扱いをしてきたところが明らかになります。 これは大きな、意外な新発見かもしれません。 自分を隷属へとおとしめてしまったのも、「本当の自分」への怖れに駆り立てられたから。 「自分が探し求めていたものはすべて自分の内側にある。」ことを理解していなかったから。 私たちは、自由を怖れていたのです。  

第2週は、「自分自身と今の自分の状況を変容させるにはどうしたらよいのか」について、新たな「理解」が生まれます。私たちは、エゴにとってはキャッシュカウ(頼りになる収入源)である「ハートを切り離した自立」の多くを止めて、もう一度「絆」で結ばれるのです。  
エゴは、「自立」を最高のエサにして私たちを誘いますが、エゴは自由を怖れているのです。「自立」は私たちの命取りであるのみならず、自立そのものの存続が危ないのです。  

第3週は、「何かを持つには、それを自分から与える以外の方法はない。」ということを、私たちがだんだんわかり始めます。エゴの戦略である「手に入れる」、「奪う」というやり方のために、私たちは「ハートブレーク(傷心)」と「敗北」の憂き目に遭ったのです。そして今、私たちは、「成功は与えること次第だ。」と認識するのです。

6月最終週は、人生をまったく新しいやり方で経験して「元気を回復」することが可能です。活動の時は終わり、収穫の時がやって来ました。より静かな時であり、報酬の時でもあります。私たちの人生に、新しい豊かなストーリーが育まれていきます。章を追うごとに、自分が心から望み、かつ自分にふさわしい人生が展開していくでしょう。   

自分自身への称賛と、周囲のすべての人々への称賛に満ちたひと月をお過ごしください。今月は、エゴにとっては終焉の時となるかもしれません。あなたの中でエゴが破滅していくにつれて、「私が、私が」という部分がより少なくなり、「天」の部分が多くなります。手放すものは、本当は何もないのです。いずれにしても、すべてが幻想なのですから。

あなたの疎外感がなくなりますように。
あなたが全面的に愛されていると実感できますように。
あなたのあなた自身との関係がうまくいき、『あなた』という存在そのものがあなたの天命なのだと認識できますように。
あなたが信じられないほど祝福されて、奴隷制からの脱出の道を先導することができますように。

あなたの友、
チャック・スペザーノ
ハワイ、カネオヘにて  2010年6月

 

※大空夢湧子さんのサイトはこちら