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ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2010年8月号

ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2010年8月号

      翻訳:ビジョン心理学トレーナー 大空 夢湧子


 

8月は、意欲的な人にはいくつものチャンスが提供されるでしょう。 堅固な壁のような場所に入り口が現れます。閉まっていたドアの鍵が、突然解除されます。あなたが人生の新しい一章を歓迎している分野では、あなたの方も歓迎されるでしょう。  

朝鮮半島に危機があります。 今必要なのは、癒しと祈り、そして私たちが「悪い夢」に注いでいたパワーを自分の方に引き戻すことです。8月末から9月にかけて、地球にとってもうひとつの大きな問題が起きる可能性もあります。 もし朝鮮半島の危機的状況を回避できたら、その次に起きる可能性が最もありそうなのが世界経済の下落です。他にも問題となる分野はいくつもありますが。    

今こそ、いのちの源(ソース)とつながる時。そして、こういう脅威の換わりに平和を持つことができるはずだと、あなたが認識する時なのです。 そうすれば問題となる分野のどれひとつとして、存在する必要ガなくなります。

今こそ、あなたには現実という名の「夢」を変える力があることに気づく時なのです。現実という名の「夢」は、深層意識の最も深い領域そして私たちの観念(ビリーフ)から、選択によって作られています。それは、古い、静止している選択なのです。 ただし、自分に責任があると認めていない事柄を変えることはできないのです。  

罪悪感を持つことは、責任を持つことの反対です。   罪悪感を抱いている時には、敏感に周囲の求めに応じることができず、自分に罰を与えているだけです。まるでそうすれば状況が悪化ではなく、改善するとでも言うかのように。  

信頼が回復するまで、あらゆる否定的なマイナスの可能性を許し続けましょう。  

私たちの意識には何層ものパターンがあるので、許すことは沢山あるでしょうが、毎分、許すだけの価値はあります。 癒やそうという態度がない場合、私たちに痛みがあるときには被害者意識と、復讐心があります。一定期間それをそのままもち続けるのは攻撃であり、感情的な脅迫であり、歪曲です。

そこには、癇癪と悪い態度と、神さまや配偶者に対する大規模な「権威との葛藤」が隠れています。  

いかなる状況に於いても、自分が共謀しているところに気づくべき時なのです。 私が40年近くも深層意識を研究して、見つけたのがこれです。 もちろん、誰しも、さまざまな問題をかかえてはいますが、大事なのは、いかに問題に直面して、そこから何かを学びつつ、やがてワンネス(あらゆるものとの一体感)を取り戻していくかなのです。  

今月は、長い間抑圧的な状況下におかれた人々が、その状況を解決するか、解決し始めるのに必要なものを持つようになるでしょう。  

宇宙の恩恵はいつでもあり、答はいつでも存在しているのですが、それらは私たちの方から招くまで待っているのです。 成功が呼んでいます。私たちが呼びかけに応えるのは今です。

8月第1週には、「マグス(魔術師・ゾロアスター教の司祭・東方の三博士・Magus)」のエネルギーがあります。 マグスとは、心の中の内面世界と外界の両方をつかさどるマスターであり、成功とお金、愛情と真実を指揮しています。8月最後の10日間のチャレンジと9月に来るべきことを癒すために、今こそマグスのエネルギーを活用する時です。  

第2週には、自分の「欲張りのストーリー」を見ることになるでしょう。 なんとかして自分の手に入れたいという獲得欲が、愛情やパートナーシップや楽々成功できることをブロックしています。   自分の「欲張りのストーリー」を見つけたら、それを受け入れて、許しましょう。  

そして、その周辺にある執着や、アイドル(偶像崇拝・その事物が自分を救ってくれると思い込んで神さまのように崇めること)も一緒に手放しましょう。 最後に、あなたのハイアーマインドとそれらを統合すると、より大きな自信と精神の健康へとつながるでしょう。  

第3週には、お金の巡りの良さである「金銭の流れ」 があります。 これは、欠乏という集合的観念とは相反するものであり、実際に経済的に金詰まり状態の人たちは安堵できるでしょう。  

8月の第4週は、自分の中の「悲惨な状態」の部分が浮上するでしょう。 これは、「ユニティー(統一)」のレベルの意識に対する防衛です。 そこには、癇癪が隠れていて、さらにその奥中には神との戦いが隠れています。 神の本質は純粋な善そのものであり、ひたすら善きものだけを差し出しています。  

私たち人間は神から離れて、愛の道ではなくて自分の思い通りのやり方でやろうとし、自分を惨めな状況に置いて、それを神のせいにしてきました。 これは人類の集合的な課題ですが、私たち一人ひとりがこの領域をクリアするほど、兄弟姉妹たちをこの厳しい試練から助けることができるのです。  

8月最後の数日間は、「絶望」のエネルギーを持っています。これは簡単に解決します。 あなたが痛みで立ち上がることができずひざまずいている時、 いつでもあなた以上に困っている人がいることを、私は発見しました。

「私の助けを必要としているのは誰かな?」と自分に質問してみてください。   そこで誰かが思い浮かんだら、あなたが痛みを通り越して、あるいは、この場合だと絶望を通して、その人に愛を与えたなら、自分自身の新たな誕生を経験するでしょう。

 たまにあるのですが、このエクササイズを一回した後でも、痛みがさらに感じられるようならば、あなたが解放されて気分が回復するまで、このエクササイズをくり返してください。   

このエクササイズはシンプルですが、ビジョンのレベルの複数のギフト(才能)を開発してくれます。どんな問題の時も、いやな気持の時も行うことができますが、痛みや問題が大きければ大きいほど、ギフトも大きくなります。  

もしあなたが、これから悪い時期が来そうだと感じられるなら、あなたにはそれを変えることもできるということです。 変えるやり方は、もう一度選択しなおすこと、そして、より良いやり方をしっかりと選んでコミットすることです。愛と絆によっても、変えることができます。祈りや許しによってもできます。手放すこと、統合すること、自分の中心とつながること(センタリング)によっても変えることができます。また、ミラクルをお願いして、神さまに任せてリラックスしながら、世界へのあなたの精神を通して世界に光をもたらすことによっても、変えることができます。あなた自身が幸せでいて、周囲の人達にも同じような安らかさが広がっていくことによっても変えることができます。  

次にご紹介するのは、「ア・コース・イン・ミラクルズ」からの応用で、私のお気に入りのヒーリングのエクササイズのひとつです。  

「私はこのことを、罪や破壊や死のしるしとしては使いません。 私は、このことを平和の障害としては使わず、 平和への手段として使います。」

みなさまには、豊かで超越的なひと月となることをお祈りしております。

チャック・スペザーノ
ロンドン、そしてミュンヘンに向かう機内で
2010年8月

 

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