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ビジョン心理学ナイトライト・ニュースレター2019年10月号


10月は誕生の月です。準備はできていますか。もう誕生が始まっている人もたくさんいるでしょう。これが誕生だと分かっていたら、「すべて終わってしまうのだ」とささやくエゴの声を受け入れてしまうことはないでしょう。一番大事なのは、自分を含め誰も責めないということです。

あなたの魂がこの状況を作り出したのです。そのことに自分自身で責任を持ちましょう。責任を持たなかったら、あなたの中で攻撃心が高まり、そのことで更に怖れが高まるので、当然あなたがその状況を死ではなく誕生だと知覚する役には立たないでしょう。

天は、あなたは次のレベルに行くことができ、その道中でエゴの一部が死ぬのだと信じています。あなたが今までしがみついていたものは、あなたが自分にとって大切だ、自分の幸せのために、あるいは生き延びるために欠かせない、と思っていたものです。でも、そうではないのです。手放しましょう。古いやり方はもう終わりました。新しいステージの方を見ましょう。あなたのハイヤーマインドはあなたを信じています。あなたは導かれるでしょう。自分で何とかしようと思わないことがとても重要です。

もし攻撃心があったら、その攻撃心が怖れを呼び起こし、怖れが攻撃心をもたらすので、悪循環の中に入ってしまいます。あなたは天の光と導きに囲まれています。流れとともに行きましょう。怖れは抵抗を起こし、そのことで誕生がより難しくなります。導きの声はあなたに、攻撃と怖れは助けを求める声であり、攻撃というものはリアルではなく、実は愛を求める叫びなのだと語ります。

怖れは中核の観念からやってきて、そこから中核のニーズが発生し、その下にある愛を隠してしまいます。これこそがエゴがやることなのです。あなたは、そうやってエゴが愛があるはずのスペースに置いたこの自己概念を手放すことができます。そうすれば中核のニーズと怖れも手放すことができるできるでしょう。あるいは、あなたが愛と真実を招き入れて、その分離を引き起こす観念や、その分離の中で観念が作り出すニーズを、溶かしてしまうこともできます。

私たちは本当はたった一つのニーズしか持っていません。それは、神を欲するというニーズです。愛が欲しいというニーズです。私たちを止めるものは、何かを失うという怖れと、私たちを満たすために必要だと思うものを手に入れることができないという怖れだけです。でも愛と大いなる光が私たちを取り巻いています。私たちに必要なものはすべて、私たちの中にあるのです。

次のステージは今よりもずっとよいものだということを認識しましょう。自らそれを求め、招き入れて、受け取ることができます。怖れは拒絶し、奪おうとします。怖れは、本当に必要なものは何なのかについて間違って解釈し、それゆえ抵抗と抵抗するがゆえの痛みを作り出します。

あなたの周りのすべての人が、あなたのマインドの古い、そして太古から持っているかけらの数々を見せてくれています。あなたの人生は、あなたの過去や、太古からの自己に関する映画なのです。あなたは映画のセットの中のすべての人を救うことができます。エゴかハイヤーマインドのどちらかがこのシナリオを監督しています。エゴが監督の場合は、結末は死です。

あなたの人生において何かが死を迎えるでしょう。または、あなたが価値をおいていたのに実は何の価値もなかったことがわかって手放されるものと共に、エゴの一部が死んでいきます。あなたが上昇するにつれて、次の段階では要らなくなるロケットの機体の一部が切り離されるのです。あなたの周囲のおびえている人々は、それを過去に経験した大きな喪失のようであるとの見方を示してくるでしょう。それでもあなたは、神と愛という彼らのニーズを満たしてあげることができます。天は、あなたに必要なものはすでにあなたに与えているのです。

あなたの周囲の人々が必要としているものも、既にあなたに与えられているので、あなたはそれを分かち合うことができます。愛があなたを取り巻いています。愛にあなたを抱きしめてもらいなさい。愛はあなたの中にあります。愛にあなたを通して呼吸してもらいなさい。あなたは、人生のまったく新しいレベルを受け入れることができます。

エゴのもう一つの選択肢は、創造するにもあまりに痛々しく、それが起こってほしいと願っているのはあなたのエゴだけです。エゴは分離によって自分を築くためにそうやっているのです!もしあなたが分離していたり、分離する言い訳に何かを使っているなら、あなたは間違った方向に進んでいます。あなたへの神の意志はワンネス(一体感)であり、それがもたらす完全な平和です。そしてそれは、あなた自身の真実の意志でもあります。

誰かの中の許せない部分は、あなた自身の許せていない部分を隠しています。誰も責めないでください。というのも、その人たちはあなたに不必要なものを見せてくれているのです:あなたは、あることのために自分を今でも許せずにいて、そのあることがあなたの中に隠されています。それは一体何だったでしょうか?

この過ちについて、自分自身を責めないでください。自分を責めるのは、エゴが原初からの古い喪失の償いをさせようとする戦略ですが、決してうまくはいきません。あなたは相手に対するこの一件を放棄して、同時に自分に対する死に至るほどの隠れたその一件を放棄することができます。これらは単なる間違いで、ただ訂正できるものです。

天は、あなたを無実だとみています。ただエゴの傲慢さとその闇の魅惑と特別さが、あなたを分離させておこうとして、罪悪感を起こさせてあなた自身と他者を責めさせたがっているのです。

あなたは人々に近づいていっていますか。それとも遠ざかっていますか。天はつながりと愛を求めています。エゴは引き離すために言い訳と正しさを求めます。ですが、あなたの正当化された憤りや頑固な振舞いは、あなた自身の罪悪感や失敗感などのわずらわしい幻想を隠すためのものなのです。これがあなたに、自分を誰かに投影してその人を責めるよう、そそのかしてきます。

今月は、愛を求める呼び声に応えましょう。そうすれば、あなたと相手の両方が次のステージに上がることができるでしょう。今月は、より偉大な愛と幸せへの跳躍があるはずで、それにより、以前ほど幸せと承認を欲しがって物質的世界に依存することがなくなるでしょう。あなたは、スピリチュアル・プリンスまたはプリンセスになるように求められているのです。

それを受け止めるということは、あなたが自分の外側から得ようとしている幸せの幻想ではなく、あなたの内側にあるパワーと恍惚感の中へと歩みを進めることです。外側から何かを得ようとしても、幻滅したりハートブレイクを起こすだけです。そうである必要はなく、代わりにあなたは内側に平和を抱くこともできるのです。

あなたは道を先導するよう、天に求められています。あなたが苦しむとしたら、何かを奪おうとした時だけです。あなたは、邪魔をするように見える人は誰でも責め用とします。ですが、エゴは自己破壊的なので、あなたはそのツケを払う羽目になるでしょう。ア・コース・イン・ミラクルズには、こう書かれています「あなた以外は誰も、あなたから奪うことはできない。」

エゴは分裂したマインドを持ち、エゴはあなたのニーズを満たしたいと思っていますが、それ以上に分離と自立が欲しいのです。古い、または太古からのパターンが癒されるために表面化した場合、とても心が痛みます。そこで、私たちは2種類のシナリオを周囲の人に渡すのです。最初のテキストは、周囲の人がシナリオのとおりに動かないと腹が立つ、というものです。しかし実はもう一つ、潜在意識的なシナリオがあって、周囲の人々は完全にそちらのシナリオに従っているのです。

あなたがそうなるために生まれてきたはずのスピリチュアル・プリンセス/プリンスになりましょう。先頭を切って、あなたを磔にしている、これらの太古からの対立を癒しましょう。新しい、より幸せなステージがあなたを待っています。

ナイトライト・ニュースレター 2019年10月
ハワイのカハルウにて

翻訳 春日井しの 栗原弘美