ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2009年7月号
ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2009年7月号
翻訳:ビジョン心理学トレーナー 大空 夢湧子
7月には、かなりのドラマが出現するかもしれません。ドラマは所詮「できそこない」であり、創造性の誤用です。でも、そこから学ぼう、学び直そうという心の広さがあれば、ドラマを「冒険」や「美しいもの」に変容させることができます。ニアミスや、危機一髪的な状況もあるでしょう。生涯のパターンが内面から突き上げられて、問題やストレスの原因にもなるでしょう。しかし、太古からの「痛みと浸りすぎ(苦痛の後で自分を甘やかして何かに耽ること)」のパターンを癒すのに十分な多くの「恩恵」や「ミラクル」もあるのです。
自分の力だけでなんとかしようとするのはやめましょう。助けを求めましょう。力を貸してくれる古くからの友達や新しい友達がいます。助けは間近にあります。私達の周囲にも、内側にも、外側にも助けはあります。
今どのような選択をするのかが、今年後半の3か月に大きな影響を及ぼしますから、上手に選択してください。「エゴのコンサルタント会社」には注意してください。エゴが私達の今までのすべての悪い選択の原因です。時にはエゴによって一時的に問題から解放されたとしても、遅かれ早かれ、よりひどい困難へと導かれます。そして遂に、もう「出口がない」ように見える時に、エゴは死ぬことを提案するのですが、実はそれは「誕生」の状況なのです。エゴのコンサルティング・サービスはクビにしてください。エゴは、自分が大きく強くなることしか考えていません。あなた自身のハイアーマインドは天からの導きを伝えていますから、その声を聞いてください。
自分の成長や癒しを無視してきた分だけ、7月が「危機」の月になるでしょう。でも、本当は、冒険と達成の月になるはずなのです。
あなたが「だれからもあれこれ指図は受けたくない」という度合いだけ、あなたは権威との葛藤を抱えていて、その度合いだけ宇宙の恩恵をブロックしています。これは、「自分のやり方でやる」ということよりも、「エゴのやり方でやる」ことなのです。それがあなたの真実の意志ではありません。あなたが正気ならば、痛みや問題や災難があなたの真実の意志のはずがないのです。だからこそ、私達の「エゴとの契約」は潜在意識や無意識の中に隠れているのです。もしそれを明るい所にもってきたら、自分はそんなものは望んでいないことがわかるでしょう。理性によって、簡単に一掃されてしまうでしょう。自分自身が気づかないように自分に隠していることがとても多いのですが、7月は自分を暴露する時です。それによって、より大きな自由と成功が得られるでしょう。今月を賢く利用してください。とても楽しくなるでしょうし、忙しさがストレスではなくなり、実り多いものになるでしょう。なによりも、「犠牲─浸りすぎ(自分を抑えて犠牲を払った後で、お酒や食べ物や買い物などに耽り、その罪悪感からまた犠牲を払う)」の悪循環から脱出できるように、天の助けを求めましょう。
あらゆる出来事には解決の道があり、より良い方法があるはずなのです。逆説(パラドックス)的で、ひどく興奮するスリル満点の、または奇跡的なことかもしれませんが。そのまんま受け入れましょう。
あなたや他の人たちを助けるために、素晴らしい才能や天才性があなたの周囲にも、あなたの中にも現われるでしょう。あなたは祝福されるままになってください。
今月は大変重要なミーティング(複数)があるでしょう。社会的に集まるために、または深い意図をもった集いとして。あなたは重要な情報を耳にして、それがあなたの人生の新たな一章の扉を開くことになりうるでしょう。
7月は、あなたにとって重大な転機にもなり得る月 。あなたがずっと待ち望んできたことかもしれません。何であれ、あなたが今まで以上に自分を含んだ、ご褒美やパートナーシップになるでしょう。それは今までよりも、さらに楽になり、流れに乗って、成功することを意味します。
7月第1週は、あなたの「ハッピーストーリー(幸せな物語)」の活気をもっています。あなたの生き方がどれだけ大きな幸せを作りだしたのかを測ってみるチャンスです。
第2週は、何かを言い訳に使って自分自身を投げ捨ててしまうことにお気を付けください。第3週は、あなたのエゴのもつ重要な立場へのニーズが現われるでしょう。第2週と第3週の課題・問題と、その背後に隠れている症状を手放しましょう。
第4週はイニシエーション(開始・手ほどき・伝授)、特にスピリチュアルなレベルでのイニシエーションの週です。新しいレベルのパワー、豊かさ、セクシャリティー、愛、スピリットから来る喜び、関係性が有ります。エゴがあなたのイニシエーションを止めようとして何を使うのかに気を付けてください。イニシエーションは、パワーや才能や、私たちの意識がどんどん分離していった時に失われたマインドの一部を修復してくれます。今、潮流が変わって、人類は再びワンネスへと戻ろうとしています。
7月の月末の数日間と8月の初旬は、「所有の空想」に入り込んでしまうかもしれません。相手が人であれ物であれ、所有したいという願望や、所有されたいという願望、または所有(憑依)の怖れは、すべて「自分の外にある何かが幸せの源である」ことを維持しようとする古い罠の分類に入ります。普通は、それが最終的に失望や傷心、主導権争いや責めになります。今までに恨みや悪い気持ちを抱くたびごとに、この罠におちて、自分の中になったものを無視してきたのです。このような問題が出現してくると、ついそのまま古い罠をつづけたり、さらにいっそうひどくしたりすることもできますが、本当は、気づいて、意識を変えて、過去を癒すチャンスなのです。
素晴らしい一ヶ月をお過ごしください。
愛と祝福とともに チャック・スペザーノ
ブリティッシュ・コロンビア州、パークスヴィルにて
2009年7月