ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2013年9月号
ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2013年9月号
翻訳:ビジョン心理学トレーナー 大空 夢湧子
8月の激しさが徐々になくなるにつれて、自分がしがみついている執着のせいで、人生が前に進まなくなっていることに気づきます。我々はそういう妨害を手放すことを求められています。そこから得られると思っていたことを得られないのは、それが過去にしがみついているからです。手放すことができたとき、新しい一章やルネサンスが私たちを待っています。
もう一つ9月の際立ったところは、自らの思考と、人生で起きていることが直接関連していることに、より大きく気づくところ。だれか、または何かについての否定的な思考は、自分自身と自分の自信への攻撃です。地獄は自分で作っているもの、そして自らの愛のない思考が、自分を地獄に留めています。愛のない想念に代わるのは、祝福です。9月は祝福と手放すことの月。批判はみんなの苦しみを増やし、流れを止め、我々のマインドを攻撃と自己攻撃だけに制限してしまいます。
責めるより、祝福が助けになります。世界のためだけでなく、自分のためになります。絶え間なく祝福と手放すことをつづけると、「神の子」としての我々の真のアイデンティティーが明らかになります。自分自身が愛と光、スピリット、無実であるのを知ります。自らの罪の無さの中に、自らの神聖さがあります。それがあらゆる良いことを招き、すべての痛みと否定的なものが解消します。我々の真のアイデンティティーは、無数の自己概念の下に埋もれてきました。自己概念は、天のワンネスとは別のアイデンティティーを自分に与えるために、自分のために作ったのです。それをしたのも、我々が批判と痛みと責めを通して築いた、エゴというアイデンティティーに執着し過ぎていたからです。エゴが我々の神聖さを隠します。神はその神聖さの中で、我々を神の似姿に創造されたのです。今月はこれまで投資してきた、本当は自分のではないアイデンティティーを手放し、本当のアイデンティティーを経験できるチャンス。真実ではないアイデンティティーにより、自分のものではない仕事を与えられ、本当は持ってもいないニーズを与えられ、それがさらなる痛みを生んで、我々はこの世という夢の世界にさらに碇を下したのです。
9月の中旬にピークがあり、私たちの人生の中に光が射してきて、これからの人生の方向性と意味が明確になるのです。それは世界の祝福ですが、ソーローが言ったように、「・・・我々が目覚めている日にのみ夜明けが来る・・・。」ですから、目を覚ましていましょう。
手放すことと祝福することを実践したら、今月の後半は、大きな収穫があります。それは自分の外の世界で起きるとともに、内的な世界でも起こります。内的な宝物を集めることができる場所でスピリチュアルな宝石が手に入ります。新しいレベルの愛と喜びが手に入ります。それがさらなる友情と楽しさを開いてくれるとともに、今月のこの時期は、我々の本当の姿をちょっとだけ覗かせてくれるのです。それがより意義深い人生へと方向修正させてくれますが本当の自己(セルフ)に近づくにつれて、我々はより十分に有効になるので、我々に必要なものはより少なく、より多くを与えます。我々はよりミラクルマインドになるので、神さまと一緒に、地上の困っている所に、より多くのミラクルをもたらすことができます。人生の否定的な出来事はどれも、古い罪悪感、自己概念、自己攻撃と結びついています。しかし、我々の中の光が、そこから我々を救ってくれ、それが本当の自分なのです。
ということで9月はしあわせな解放の時をお過ごしください。小さな心の乱れ、イライラはどれも、執着と自己概念を示しています。それらは、我々が手放す必要のあることです。どのような小さな不快感も、元をたどると、未完了の事による、自分の中にまだある感情の大洞窟へとつながっています。どんなに小さなイライラも、内面に隠れている激怒にまでたどることができます。過去を解放できること、我々を支えられないものを解放できることが、9月のもたらす恩恵です。すべての心の動揺が示すのは、我々が自分を支えてくれるとばかり思って信頼したことが、実は手放す必要があることだったとこと。あなたがうまくできたら、宝物が待っています。
あなたの気づきと、それのもたらす幸せが、大きく増えますように。今月、あなたの宝石の島を見つけることができますように。あなたが満たされていることを知ることができ、分かち合うことが、あなたにとっても世界にとっても、すべての違いを生み出すと知ることができますように。
チャック・スペザーノ
ナイトライト・ニュースレター
2013年9月 ハワイ、カハルウにて