Answer : 栗原弘美(ビジョン心理学マスタートレーナー)
人とのコミュニケーションに遠慮があり、
人の助けを借りるのが苦手という人は、
まわりから見ると、自分を常に正したり直したり、反省していたりします。
今までいい子で言いたいことを抑えて、
自分がやらねばと思って頑張ってきたのでしょうが、
次のステージに行くためには、
押さえていたことを言うようにしたほうがいいのです。
いい子には、
「これではいけない」「甘えてはいけない」
「甘えたら自分がダメになってしまう」という恐怖があります。
そこをつけ狙って、あなたのエゴ(自我)がいろんな方向から
「お前はダメだ」「ああしなさい」「こうしなさい」と言い、
「私は今のまま、ありのままでは駄目」と騒いでくるのです。
今まではエゴの声に騙されて信じてきたのかもしれませんが、
これからは、声が聞こえたら後ろを向いて、
大きい声で「うるさい!!」と言いましょう。
怖れから行動してしまう時は、
すべて罪悪感に突き動かされていますから、
「怖れと罪悪感から、私を解放してください。私が純粋無垢であることを思い出させてください」
と祈ることです。