ビジョン心理学ナイトライト・ニュースレター 2015年10月号
9月のパターンと難しい課題は10月に入っても続きます。その結果、もっとも慢性的な問題に直面する人たちが出てくるでしょう。でも、そこに予期せぬかたちで2,3週間の中休みがあり、11月に入って再び自分の積み残した課題へと突入することになるでしょう。この領域は、肉体的にも、感情的にも、知的にも、もっとも自分を試されることになりますが、一方でスピリチュアルなことが、前に進む道を開き、天国に到達する道を示してくれます。天は、私たちの方から助けを求めるのを待っています。今の時期にミラクルがたくさんあることがありえます。私たちのマインドを、出口を見つけたいという願いに一点集中し、他の些細な事に注意を向けない時、マインドの扉が開き、道が示されるのです。大半の人は、肉体的な症状の痛みの先にある、症状によって常に隠れている感情や間違った認識に直面して明らかにすることに耐えられないのです。いつも自分と一緒に歩いている神聖なる存在のことを思い出すなら、どんなことにも直面できるのがわかり、「重いものを持ち上げる」ことは恩恵に任せるのみならず、癒しに関しても、すべてを「引き上げる」ことを恩恵に任せられるでしょう。
次にご紹介するのは、苦しみという幻想がある時や、幸せが足りない時に常にそこにある幻想を解消するために、私がパワーのある言葉としてよく使う「ア・コース・イン・ミラクルズ」からの原則です。これらの言葉は、私が困難に直面している時に助けになってくれるものです。私は、意図を強くもち、癒したいと思う事に天からの助けをお願いするのです。
「私は神の平和を望みます。」 レッスン185
「私は自分の未来を神の御手にゆだねます。」 レッスン194
「私にはミラクルの資格があります。」 レッスン77
次に、私たちの問題や慢性的な問題は、実は不平不満であるという点を検討してみましょう。次にご紹介するのは、私が過去43年間に何十万件もの問題を扱ってきたときに本当に助けになるのを学んだひとつの角度です。
1. あらゆる問題とは文句である。
a. それは誰への文句ですか?
b. それは何についての文句ですか?
c. あなたは自分自身の何について文句を言っているのですか?
d. あなたは神さまに何について文句を言っているのですか?
あなたは、自分がされたこと、またはされなかったことについて、文句を言っているのです。あなたに文句を言うことが発生しているのは、誰かがあなたの「ルール」を破ったからです。すべての文句や、感情や病気には、自分のやり方に従ってくれなかったという批判と恨みが含まれています。でも、潜在意識の中で、あなたは文句を言っている相手に別のシナリオを渡していて、彼等はそちらの方のシナリオ通りに行動したのです。潜在意識が示しているのは、あなたには何かの目的があって、彼らにあのような行動をして欲しかったという事です。さて、あなたはなぜ彼らにあのような行動をして欲しかったのでしょうか?
あなたはそれを何の為に利用しているのでしょうか? それはあなたに、どのような口実を与えてくれますか?
あなたが文句を言っていることは、実は共同謀議であり、あなたはあの時も今も、自分の方が与えていないことについて文句を言っているのです。ギフト(才能)を持っているのはあなたの方なのです。あなたは自分が輝くよりも隠れていたかったので、自分がギフトを持っているのを隠すために問題の方を取ったのです。
潜在意識は、すべての痛みが幻想であることを示しています。また、すべての恨みが嘘であることも示しています。もしあなたにこの慢性的な問題を解消する希望があるとしたら、このレベルで正直になることが必要です。あなたが与えられるものを与えていない時に、あなたがニーズや文句を持つのです。また、天はいつでも、私たちに必要なものすべてを与えていますが、私たちの方が、隠れた何かの理由のために、それを受けとることを拒否しているのです。私たちが受け取っていないと文句を言ってきたことを、自分の方から与えない限り、すべては自己中心的な大騒ぎで、人から取ろう、手に入れようとする一方で、受けとることができないのです。そして、もしパートナーがこれらの罠のいずれかを持っているということは、あなたの中にもそれがあるということで、あなたには、二人共これを解消できるように助ける義務があるのを覚えていてください。
あなたが、あらゆることで、光に向かって歩いて行かれますように。
あなたといつも一緒に歩いてくださる神聖なる存在のことを思い出されますように。
あなたが自分自身を愛し、あなたの本来の自分を知ることができますように。
ナイトライト・ニュースレター
2015年10月
ドイツ、ハンブルグとケルン