Answer : 栗原弘美(マスタートレーナー)
密室でパートナーが人が見ていたらしないようなことや、
言わないようなことを言ったりするのは、
立派なDVです。
あなたは「ひどいことを言う」と相手に怒っていますが、
自分自身を甘やかして、相手を未熟な態度の理由にしています。
ひどいことは自分がやらないだけではなく、
相手にもさせないことが大事だからです。
相手は愛しているから、あなたが止めてくれるだろうと思っています。
暴言は「私は愛されていない」というかんしゃくなのです。
あなたが「愛しているから我慢する」と、
そのことを強化してしまいます。
パートナーに気を使うのは愛ではないのです。
怖れを選び、怪獣のように相手を扱ってしまっていて、
思いやりではありません。
今、相手がどれだけ幼稚なことをしているのかを知っているのは、
パートナーのあなただけですから、
あなたが意識を変える必要があります。
一生相手の機嫌をとっていくことはできません。
我慢しても、事態は絶対によくならないのです。
自分のパワーを取り戻しましょう。
「そういうのは僕には通じない。もっと素直に表現して」
コミュニケーションのボールを1つ投げるだけでいいのです。