Answer : 栗原弘美(マスタートレーナー)
かつて夫がしたこととあなたのエネルギーと、
現在、どちらが有害でしょうか?
怒りは差別をしません。
怒りの矛先を向けている人に及ぶだけでなく、
まわりにいる大事な人たちにも影響が及んでしまいます。
あなたは、何に怒ったのでしょうか?
私たちは怒りの本当の理由をわかっていません。
自分に対してすごく怒っていたりすると、自分を許せず、
自分以外に引き受けてくれる人が必要となるのです。
相手はあなたの怒りの引き金を引いたに過ぎず、
あなたは罪悪感を隠すために怒っています。
怒っているということは、あなたが間違っているからであり、
相手が悪いわけではありません。
自分が間違っていることを認めましょう。
罪悪感を感じるたびに、自分を許すのです。
許し続けて私たちは無垢になっていきます。
夫がしてくれたことは、
これだけ自分を責めているということに気づく、
最善の出来事だったのです。