カードリーディング講座
幸せな人間関係のための心理学|ビジョン心理学ジャパン > ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2005年4月号

ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2005年4月号

ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2005年4月号

翻訳:アドバンストレーナー 大空 夢湧子


 

4月                   チャック・スペザーノ

4月の主なテーマ
可能性        繊細な美しさ        イニシアチブ(率先・主導)
飛躍・跳躍      新たな秩序         自己概念を癒す
感謝を表す      花粉


* 4月は可能性の月。 どんな可能性かというと、その人の天命の自然な展開として存在する機会・チャンスの門を開くことができる月なのです。 というわけで4月は機会・チャンスの月です。 ところで、あなたのどんな問題にも、実は機会・チャンスが隠れています。 今こそ、問題という変装を見破り,そこに提供されている機会の方を見るべき時です。
今月は、「忙しさ」や「問題」という罠に陥りやすいのです。 忙しさや問題に気をとられていると、日々の経験の中にある繊細な美しさを見逃してしまいます。 ご自分に静かな時間をプレゼントして、感謝したいこと承認したいことを探してみると、感謝すべきことは本当に沢山あります。 「何に感謝できるかな」という態度をもっていれば、忙しさの中にも、自分の周りで起きていることをじっくり味わう平和な一瞬を数多く経験できるでしょう。 繊細な美しさは流れと共にあるものです。 ご自分に静かなひとときをプレゼントしてあげてください。 きっとリフレッシュできるでしょう。 また、笑いというのも、友が集う素晴らしい時間の美しい自然な一部なのです。

* 今月中から5月初旬にかけて、大きく「飛躍」し「跳躍」することが可能です。 飛躍によって、あなたの人生の新たな一章が幕を開けます。 前進が確実なものになります。 今月下す決断は、新しい扉を開き、あなたは新たな方向に向かって進むでしょう。 今まで築き上げてきたことがひとつの頂点に到達することが多いでしょう。

* 4月には、新たな秩序のエネルギーが存在しています。 秩序正しさ、整理整頓、春の大掃除にふさわしい時です。 今は、整理整頓にフォーカスするのにぴったりの時期なのです。 後になると、生活の中で新しいクリエイティブ(創造的)な活動が活発になるので、整理整頓の時間をみつけるのがむずかしくなるでしょう。 お財布、ハンドバッグ、クローゼット、机などを整理整頓するのに最適な時期です。
あなたの人生の幸せのために何が必要なのかを見つめなおしてください、自分自身と自分の人生(生活)のバランスをとりましょう。 それは、仕事を減らし、自分のための時間をふやすというかたちになるかもしれませんーー読書、リニューアル、リラクゼーション、内省そして運動というのが、今日のオーダー(秩序)です。 あなたの生活を、新しい、より良い方法で整えてください。
自分の時間をとってみると、(人の世話をするばかりで自分のことは放ったらかしにするのではなく、)自分をもっと大切にすることの大切さに気づくでしょう。 そのことに気づくことができるのは重要な達成ですが、今月は真の秩序・組織化のエネルギーが現れつつあるので、気づくことが可能になったのです。 逆に、あなたが自分の生活をより真実の方にシステマチック(系統的に)整えてリニューアル(心機一転)しないと、後になってから不備を感じることになるでしょう。

あなたの生活を新しいやり方へと整えるにつれて、自分から率先してイニシアチブをとるエネルギーが始まり、もっと自分のことを大切にする生き方が出てくるでしょう。 このイニシアチブのエネルギーはだいたい4年に一度ぐらいしか現れないので、そのエネルギーの助けを借りて、変化させる必要があるところはどんどん変えていってください。

* 最後に、今月は花粉が大発生するでしょう。 これは、新しいレベルの生産性の栄養分を吸収するのか、それとも単にアレルギーになるのかという分岐点なのです。 あなたが、「代わり映えのしない、いつも通りの人生」を望んでいると、この分岐点を見逃してしまいがちです。 新鮮で創造力に富んだやり方への道を選んだなら、7月から8月の末までには生産性が新たなレベルまで高まるでしょう。

* 自己概念というのは、自分自身についてどのような観念・信念をもっているかです。自己概念には肯定的なものも、否定的なものもあります。 いずれの場合でも、自己概念には自分の進歩を妨げ阻害する働きがありますが、特に否定的な自己概念は(肯定的なものの)3倍位進歩を妨げるものです。
今月は、多くの自己概念についていつも以上に大きな気づきが出てくるでしょう。 自己概念というのは、自分と人との間に立ちはだかる壁のようなもの。 自己概念は物事の流れを止め、「与えて受け取る」という自然な流れを妨げます。

ひとつひとつの自己概念は、まるで肌にぴったり吸いつくボディストッキングを身に着けているようなもので、人との本物の接触を妨げます。 それぞれの自己概念には、それなりの論理体系があり、自己概念が目標とすることのために維持や作業が要求されます。 ひとつの自己概念の目標が、別の自己概念の目標と対立することもありえます。 自己概念は、私たちの内面で競争しあうだけでなく、人に対しても競争的です。

自己概念は、自分の願いから出現します。 自己概念は、ひとつのアイデンティティーであり、絆で結ばれることに抵抗し、自らの存在そのものにも抵抗します。 知覚(認識)は自己概念から生まれます。 私たちが世界の中で見ているもののすべては、「自分についてどのように考えているのか」を反映しているのです。 腹を立てるのは、ある自己概念を防衛しようとして腹が立つのです。 また、罪悪感があるのは、ある自己概念を持ち続けようとするからです。 罪悪感というのは、「自分は、本当はこんなことをする人間ではないのに(肯定的な自己概念)、こんなことをしてしまったのです(否定的な自己概念)」と言っているのです。 今月は、数多くの自己概念を手放して、人生に力強い流れを生み出すことができる月です。

すばらしい一ヶ月をお過ごしください!

チャック

※大空夢湧子さんのサイトはこちら