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ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2005年12月号

ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2005年12月号

翻訳:アドバンストレーナー 大空 夢湧子


 

今静かながらも、光り輝く目覚めが12月に起こっています。 「我々は神の子供である」という理解の始まりです。つまり、我々が戦っている相手は、全員が我々の兄弟姉妹であり、平和の時がやって来たということです。 また、あらゆる窮乏や困難は、我々に対する神の意思ではないということなのです。 それは神の意思ではなく、何か別のものが邪魔をしているのです。 つまり、幸せになるためのエゴの計画に我々がエネルギーを投資しているのです。 あなたの人生をふり返ってみると、今までに何度も間違えてエゴの計画を選択しています。それを思えば、天が別の選択肢として過去、そして現在に何を用意しているのかを、少なくとも聞いてみたい気持ちになるでしょう。

12月のエネルギーは、つながりと親密感の甘いスイートな感じに集中しています。 再生と喜びの時です。 まったく新しい時代の夜明けを迎えようとしています。 家族、友人、恋人たちが、静かなお祝いに集まってきます。 目的意識、楽しさ、自由な感じが戻ってきます。 光が訪れたのです。 あなたは神の子なのです。 あなたには、ありとあらゆる良き物を受け取るだけの価値があります。 それ以外のことは、すべて間違いだったのです。 エゴがあなたに売りつけた「人と自分を分離し、自分が特別な存在になる計画」に投資していたのです。 それは痛みと問題をもたらすだけであり、死に至るつるつる滑りやすい道に向かうだけです。 もうひとつの道は覚醒と永遠の帰還へと向かう道です。 それは、「我々が神の子であり、神は我々人間に自由とすべての良きことを意思されている」という確かな知識へとつながります。

我々の抱える争いや、平和を乱すものは、11月にほとんどが解決されました。 残っているのは、まだ解放していない太古からのもの、もしくは子供時代のみじめさの傷跡です。 それが12月に表面に上がってくるかもしれません。 しかし、それは神の意思ではありませんから、惨めさ以外の別の選択肢はあり、もっと早い解決法があるのです。 エゴは我々を窮地に追い込み、ばかげたことに、死が出口なのだと言います。そのようなかたちの死による眠りは、けっして天の計画ではありません。 天は、我々が学ぶための乗り物としての肉体に与えられた時間が終るまで、ミラクルと覚醒を提供してくれるのです。 慢性的な問題や、矯正できない状況は、我々の隠れた執着や、変化することへの拒絶を反映しています。 しかし、変化こそが我々の最高の利益なのです。 変化はよりよい方法をもたらすだけでなく、多くの場合に惨めな状況を招くひどい投資から救ってくれるのです。

変化が近づいてきています。 変化を呼びましょう。 変化をもたらしましょう。 歓迎しましょう。 もはや、あなたが自分ひとりですべてをやらなくてもよくなったのです。自分だけでやろうとするのは、あなたが幸せな人生を生きないようにするための罠だったのです。 パートナーシップに到達し、成功し、前に向かう幸せな流れに乗るために必要な最後の部分は、自分自身を数に入れることです。 自分を数に入れなければ、何事もうまくいきません。 あなたとってもうまくいくものでなければ、結局あなたが大きな重荷を背負いこむことになってしまいます。 エゴは、荷物を背負うのがあなたの責任だと言いましたが、実はそれは犠牲という古い罠だったのです。

惨めな状況から簡単にあなたを解放してくれる天の計画を探してください。 我々がどのような罠におちいっても、それに対する天からの答は恩恵とミラクルです。 我々の目には変えることが不可能に見えても、天の目で見れば何の問題もありません。 我々の役目は、ただ天の答を望むことだけです。 しかし、あなたが天の答を怖れてきたのは、天の計画によって何かを取り上げられてしまうと信じているからです。 あなたが聞いた「天は自由を提供してくれる」という声は、誰の声だったのでしょうか。 あなたの聞いた声は、天になりすましているエゴの声ではありませんでしたか? 神はあなたにすべてを与え、何も奪いません。 神は、あなたの存在とあなたの喜び以外に何も必要とはしません。 親ならばだれもが子供のために望むことと同じです。 親にとって我が子が宝であるのと同様に、我々も神にとっての宝なのです。

「ア・コース・イン・ミラクルズ」で言われているように、神はすでに我々にすべてを与えているのです。 年末年始が近づいて、ギフトを開ける時が来たようです。 我々が、我々のための天の計画を聞くのが怖かったのは、犠牲することを求められると信じたからです。 我々が執着しているものを取られてしまうと考えてしまいます。 神は奪うことができません。 与えることが神の原則です。 我々が奪われるのを怖れるのは、我々が奪うことによって何かが得られると信じているからです。 それを信じているために、欠乏した状態や問題から抜け出す方法に耳を傾けるのが怖くなってしまうのです。 神はすでに我々に必要なものを与えてくれました。 今はそれを受け取る時なのです。

12月は、人生が引き上げられるままに任せるのによい月です。 12月はミラクルがたくさんあります。 ただし、ミラクルを受け取るために必要な自分の浄化をするには、赦すことが必要になるでしょう。 あなたの兄弟への批判を天に渡して、天に批判を変容してもらうことができます。 与えるばかりで受け取ることができない「日照り」のような状態を終りにしましょう。 祝福の手を差し伸べましょう。 今こそ「監獄」から抜け出す時です。 正面玄関が開いています。 実はいつも開いていたのです。 正面玄関から外に出て、新しい、より大きくて豪華な監獄に入りましょう。 大丈夫です。 この監獄の正面玄関も開いているのです。 より大きな監獄に入っても、そこは変わりません。 そして遂に、まったく何も制限がなくなるのです。 自由になるのを怖れていない時にこそ、自由になれるのです。 今月は、あなたが自分のことを「神の子」だと認識した分だけ、のびのびと何の心配もない状態になれるでしょう。


チャック・スペザーノ

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