ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2007年1月号
ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2007年1月号
翻訳:ビジョン心理学トレーナー 大空 夢湧子
あなたの目の前のすぐ手が届くところに、ふたを開いた宝石箱があって、宝石がキラキラ輝いているのを想像してみてください。目のごちそうです。でも、箱の中を良く見ると、宝石と宝石の間に見える闇は、健全ではなく安全そうにも見えません。
まずは宝石箱を調べてみましょう。これは私たちのハートマインドの表象です。これを通して、私たちにはやっとわかるのです。私たちは祝福されていて、どんなものでも手に入るということを。自分が持てると信じられるものならば、まさしくどんなものでも手に入るのです。自分で信じることができるほど、実現は早くなるでしょう。私たちが愛しているもの(大好きなもの)は、私たちのところにやってきます。今月は、「自分の人生は祝福されている」と本当に感じられるところまで行けるのです。自分に提供されているものを受け入れる許可を自分に与えると、さらに多くのものが与えられていることに気づくでしょう。それによって、遅かれ早かれ、喜びをもたらす愛の光だけを望む気持ちに導かれるでしょう。そして、喜びは幸せとして私たちの世界に反映するのです。
暗闇は私たちを外から攻撃しているように見えるかもしれませんが、実は、私たちの心の闇なのです。その暗闇が、太古の昔に(人類の意識が)ワンネス(一体感)から堕ちてしまったときの根源的な分離の名残をとどめている場合もあります。自分は罰を受けなければいけないと信じている太古からの罪悪感を癒すには格好のチャンスです。無意識のもっとも深層にあるデーモンの領域は、エゴを表すもうひとつの比喩ですが、それは存亡を賭けて戦っており、意識がパートナーシップへと大きく飛躍するのをなんとか阻止しようと最後の攻撃をしかけてきます。かつて同じようなことが2000年前と2500年前にも起こり、その時私たち人類は意識を飛躍させることに成功しているのです。そして今、私たちはここにいて宝石箱を分かち合おうとしています。分かち合う時はいつもそうですが、分かち合えば増えていきます。暗闇は幻想です。闇は光によって消えます。愛と笑いが闇を溶かし去ってくれます。もしくは、うちのオフィスマネジャーのチャーリー女史の言うように、「1万人の天使の助けを呼びなさい。」
今月は、対処すべきことも多いでしょうが、雑事に追われた時にいつも感じるようなストレスや重責感を持つとは限りません。特に、天の恩恵を思い出し、物事を大局的に見ることができれば、ストレスは減ります。物事を大局的に見るということは、しなければいけないことが多い自分はすごいとか、自分が「特別」だという見方をしないということです。また、今月は本当に人の役に立つことができるチャンスが多いでしょう。その多くは人の目にはつきませんが、自分自身で承認することができるのです。それが慈悲の行為であり、私たちの中にも地球のためにも、美しさと親切さの徳を積んでいくことになるでしょう。
私たちは祝福されています。祝福されることは天の意思なのです。それはまた、私たちの自分自身への真実の意志でもあります。私たちは、自分の宝石箱を心の奥に埋もれさせてしまったかもしれませんが、もう一度それを発見することができます。そして、宝石箱の奥深くに宝石を隠しているように見える「ごみ」を取り除くことができるのです。それは、単にもう一か所お掃除する場所が増えるだけの話です。ごみを片付けるたびに、私たちは人とより近くなり、自らの創造性と愛にさらに近づきます。地球をめぐる意識が、愛と恩恵によって進化するスピードが加速しています。まだまだ先はありますが、まず第一歩は、自分が祝福されていることに気づくこと、第二歩は、そこで片付ける必要があるものは何でも片付けることです。今月は、人生がずっと楽になることが可能な月。人生がどんなに良いものだったのかを、私たちは忘れていました。人生がどんどん良くなるのに任せましょう。人生の豊かさは、関係性の間に見つかります。自分と人との間に出てくるものは、私たちの癒しのためだけにあるものなのです。今月は、祝福し、祝福されてください。 幸せな2007年を!