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ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2014年3月号

ビジョン心理学ナイトライト・ニュースレター 2014年3月号

翻訳:ビジョン心理学トレーナー 大空 夢湧子

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3月は2月のテーマがいくつかつづき、ここで感情の成熟を学ぶことが鍵です。感情の成熟とは自分の感情はすべて自分から出てくるもので、愛や幸せ以外の感情が上がってくるとき、自分が感じていることの責任は自分にあるという認識です。

我々は感情を癒しや人助けのためではなく、「自分の事だけしか考えない」エゴの計略のために利用します。我々は自分の人生の目的を隠して、逃げるために感情を利用します。我々は自分の間違いの責任を人に投影して罪悪感を隠し、自分の正しさを示すために感情を利用します。感情は、攻撃と自己攻撃によって自己強化しようとするエゴの欲望に我々が陥落したことを明白に示しています。

感情の引き金が引かれるのは現在でも、じっさいは感情は過去から来ています。感情は我々の間違いを示しています。感情的に誰かを脅迫して相手が変わったとしても、自分の中に葛藤は残り、コントロールや投影、操作など思い通りにしようとするエゴの試みによって、この痛みや葛藤から遠ざかろうとするのです。すべての感情は、癒される必要があるのはなにかを示す指標です。他人の感情的な未熟さに対し反応してしまうこともありえますが、自分の心の内に隠してきたことを人が反映しているのであり、そこで反応するとそれを癒す機会が失われます。

感情とは他人が自分のやり方でやってくれると期待していたことを表します。彼らはこちらのルールを破り、我々のシナリオ通りにやってくれなかったのです。でも、これは我々が彼らに与えたもうひとつのシナリオ通りです。このシナリオのことは自分自身にさえ隠して否認しています。彼らはこの隠れたシナリオ通りにやったのです。そうすることで、我々が必要としていた、分離して自立し、自分のやりたいやり方でやる口実が得られたのです。我々は、他者が必要としていた助けを与えて、約束通り人生の目的を果たすことよりも、こちらを選んだのです。

自分以外の誰かが幸せにしてくれるとか、救ってくれると期待すると、「しあわせは自分の外からやってくる」という最古の罠にひっかかってしまいます。これがあると、幸せの本当の源である天国や神聖な愛を否定し、世界が偶像(アイドル)を崇拝する場になるのです。これが我々をエゴの世界のエゴのゴールに縛り付けます。本当のゴールは平和であり、それをする手段は癒しであることを見逃してしまうのです。健康も幸せも豊かさも喜びも、天国の門も、すべては平和からやってくるのです。

あなたが与えることと真の助けは、自分を死んだような役割と犠牲に閉じ込めるつづけるエゴのあらゆる補償行為を越えて、元気づけ楽しさをもたらします。3月中に無意識的な、または魂の問題が、癒されるために続々と上がってきます。このレベルで私たちが変容させる問題点は、自らの太古からの、または先祖代々の過去であり、人類の集合的な意識と結びついています。ですから、我々が与え、ゆるし、手放すことを通じて癒す時、しばしばすべての人類の助けになっているのです。

我々が対処せねばならないもう一つの側面は、アストラルあるいは闇からの攻撃です。ある神秘主義者が適切に言ったように、「だれかが光をもたらすほど、かれらは闇から攻撃されます。」しかしこの攻撃も、やはり愛を求める叫びであり、神聖なる存在はつねに我々と共にあり、求めさせすれば助けはすぐ近くにあると思い出すためにそこにあるのです。

3月には、豊かさは自己価値の感覚から来るという学びがつづきます。

自分には価値がないという信念はどれも間違いです! 3月、4月は、過去の孤独なトラウマの時にエゴと契約、デビルと取引して、自分の不十分さや弱さや孤独感を乗り越えようとした時のことを発見できます。そこで「真実の剣」を使って闇との契約を解消できるとともに、神聖な存在を呼んで、大昔のエゴの一面を光に戻すことができます。このような闇との契約を見つけることができたら、それを癒す簡単な方法はこれです。こういう契約のために光に背を向けることになったのです。こういう契約は、普通は隠れていて、よく補償されており、典型的に我々が苦しんだところの下に隠れています。それらが、何度戻っても十分に癒されない毒のある傷を設定することがあります。

3月の癒しのもう一つの大きな面は、自分が昔の自分のシャドウになったところです。それらは典型的にとても大きなトラウマや、敗北であり、自分の足場や、ギフトや自己愛や成功も失ってしまったのです。そのときに縮みこんだところが、ことに3月、4月に癒されるために浮上してきます。

あなたのお父さんはだれ?

これからの2か月間、何がそして誰が本当に自分を支えているのかを学びます。自分を支えるのはアイドルではなく、自分の中にあるものです。我々が神のマインドの中にあるとともに、神が我々のハートの中にあるのです。
スピリチュアルな人生の必要条件は、自分の不十分さです。なぜなら自分が不十分だと感じた時こそ、そこでエゴに頼るより天の方を向くからです。エゴは自信ではなくコントロールを強化し、われわれが必要としている時には役立たずです。イエズスが言われたように、神の王国に入るには幼な子のようにならなければなりません。恩恵に任せ、我々のために、我々を通して恩恵にすべてをやってもらうことができるのです。その時は自分自身を肉体やエゴと同一視せず、神の愛と同一視するので。我々はそのように創造されたのです。

3月4月は統合を通して多くの癒しがあり、ひとつになったエネルギーを通して新しい完全さがやって来るにつれ、偽りが落ちて、ポジティブなものが強化増幅されます。

3月は、自分を開いているなら溢れる楽しさがあり、美しい詩的な体験もあるでしょう。その経験は、創造的にも、ロマンチックにも、神秘的な性質にもなります。最も物質的なものからも、最高にスピリチュアルなことからも、楽しみが起こりえます。エゴだけが永久的に「放蕩息子」の立場をとろうとしているのを捨てると、楽しさはすべて我々を喜ばせるためにあり、ホームに帰る途中に小休止を与えてくれます。驚くべき一か月をお過ごしください! 
今月は天国に続く梯子があって、あなたが登ることができます。これはつまり、内面に向ってすべての存在を照らす光へつながることです。平和と豊かさの大きな祝福があなたを満たしてくれますように。美しいひと月をお過ごしください。 

チャック・スペザーノ
ナイトライト・ニュースレター
2014年3月
ドイツ、フランクフルトにて