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ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2012年1月号

ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2012年1月号

      翻訳:ビジョン心理学トレーナー 大空 夢湧子


 

1月は最初の月。「自分」をあらわす月。
あなたが自分に関して何を信じているかが反映される月なので、 どのような問題が起きるのかを注意深く観察してください。 今月は「小さな自己」の限界を超越して「大いなる自己」とつながる 輝かしい月になる可能性があります。

あなたが光の方を向いているなら、光があなたを通して輝き、 人生が光に照らされ、他の人たちが導かれるでしょう。 1月は勝利の月となりえるとはいえ、それを利己的な目的に利用して 成功を得意そうに眺め、エゴを過度に大きくさせるために使うと、 今月達成できうることが制限されてしまうでしょう。

勝利の足を引っ張るのは、癒される必要のある未完了のことです。 過去からの「持ち越し」が、現在の問題となって現れるのです。 問題とは、停滞しているということ。 停滞する時は、過去に他の誰かが「罪を犯した」と信じている下で、 ひそかに自分が悪いと信じている場所がいくつか現れます。

1月はより大きな安全をもたらす変容が大成功する月になる可能性があり、 一方で、自分が間違えたことに罪悪感を持ちつづけているのを隠すために、 「誰かのせいでひどい目に遭わされた」という観念(ビリーフ)に 執着することもあるでしょう。

それでも、助けは手に入るのです。 時間と離れた距離のあるこの世界において、 私たちが求めた途端に助けは手に入ります。 その助け手は多くの名前で呼ばれえています。 神、精霊、タオ、天、キリスト、仏、などなど。 時間と分離の世界における時を超えた永遠性とワンネスを表わしています。 それは怖れの世界における愛の側面。 攻撃の世界における安全さの側面。 助けを求めれば、助けは与えられます。 それにより私たちの知覚が、罪悪感と責め、罪、間違いから、 助けを与え、助けとそれに伴うご褒美を受け取ることの方に変化するのです。

何をどう見、聞き、どう感じるかという知覚が変われば、癒しが起こります。知覚とは選択なのです。 私たちは、何かが責められるべきだという見方もできれば、 ミスをしている人は助けを必要としているという見方もできます。 他の人々がどのような行動をするかは、 私たちが深層意識において、彼らがどのような行動を選択しているかなのです。私たちは、他人がどのような行動するかを選択しています。 私たちは、自分がどれだけより優れて、特別な存在かを示すために、 彼らが罪深いと知覚するのです。 これは人生の目的や世界を助けることに背を向けた時に起こることで、 エゴが自分を大きく見せようとしているのです。 それは被害者意識と自分がひどく苦しむ方に向かうと共に、 遅かれ早かれ苦痛に至ることが目に入っていないのです。

自分の行動や自分に起きる出来事だけでなく、 自分の感情や知覚に関しても、自分が生み出した結果として責任をもつことで、 まったく新しいレベルの癒しへと向かいます。 自分の暗い知覚や、ひそかな選択や、作りそこないにも気づくようになります。

そしてエゴの願いにも気づくようになります。 暗い出来事は、分離と特別さというエゴのひそかな願いにぴったりなので、 エゴが喜んでいるのです。

エゴの願いが何なのかを学ぶには、次のような質問をしてみることです。

私は何のためにこの出来事を利用しているのだろうか?

物事をこのような方法で見ることの目的はいったい何なのだろうか?

そして、自分の選択が正当化されるかどうか、もしくは 自分が見ていることは自分が本当に望んでいることなのかと 自分に訊くことができます。

最後に、自分の知覚と自分のマインドを変えてくれるように 天にゆだねて、助けを求めることができます。

今月中、自分を癒そうとする態度を保ちつづけることは、 今年1年の調子を設定し、 自分自身や周囲の人々のための「収穫のストーリー」へとつながります。

過去・現在のすべての人間関係を癒し、 自分の知覚を変容させることに毎日コミットすることが重要です。

1月第1週は、「性的な空想?罪悪感の陰謀」を癒すのがテーマです。 セックスに関する空想は、分離から生まれるニーズによるものであり、 罪悪感が分離をさらに強めるので悪循環になってしまいます。

第2週は、自分の「欲」を癒すことがテーマです。 これもまた分離が土台にあり、受けとることができないことによるもの。

第3週は「覚醒」がテーマです。 神を実感する途中で大きなエゴの塊を解き放つことができます。 覚醒が神秘的な愛を高め、エゴを溶かしてくれます。 覚醒の最終段階でワンネスを実現します。

第4週は、過去から持ち越した「被害者」のパターンが、 癒されるために上がってきます。

1月最後の数日間と2月初旬は、「自己を明らかにして」くれます。 自分で自分のことをどう思っているのかが明らかになります。 それは1月の一カ月を通して反映されていることですが、 特にこの時期にその傾向がさらに強くなります。

今年一年の収穫のトーンを決める、祝福された癒しの月を迎えられますように。 あなたにすべてのレベルにおいて助けがありますように。 あなたが恩恵によって生きることができますように。
あなたがご褒美で祝福されますように。

ナイトライト・ニュースレター
2012年1月
チャック・スペザーノ
ハワイ、カハルウにて

 

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