ビジョン心理学ナイトライト・ニュースレター2023年5月号
5月は測定する月です。あなたはどこまで成長したでしょうか?自分の成長は、自分が感じる幸せの大きさで測ることができます。あなたが感じる幸せは、あなたがどれだけエゴではなく、神の計画に従っているかということを示します。「自分は失敗した」という思い込み、「自分は罪人だから、死ぬまで拷問から解放されることなく罰を受けなければならない」という思い込みは、自分が拭い去ることのできない罪悪感にとらわれている証拠です。一方、あなたを解放する真の視点は、あなたも他の人と同じように、間違いを犯した人に過ぎず、間違いは正すことができる、というものです。
基本的に罪悪感は、あなたが持っている恐れに対する防御にすぎず、それは次のステージを処理できないという思考です。あなたの犠牲、不満、感情はすべて、あなたが感じている罪悪感の一部です。あなたのネガティブな感情は、あなたが罪悪感を感じていること、そして、単に修正すれば済むことについて他人や自分を責めていることを表しています。罪悪感や恐怖に結びついたすべての感情がなくなると、そこには幸福と愛から来る喜びしかありません。5月ですから、楽しむ時期です。気ままに、少しはしゃいでみるのもいいでしょう。過去を捨てれば、今にしかない喜びを感じることができるのです。
天があなたに望んでいることと、あなたが本当に望んでいることは同じで、それは幸せです。愛から来るものだけが本物です。残りのものは、もはや真実ではない古い経験や信念に基づいて、私たちが作り上げたストーリーです。このため、私たちはずっと身動きが取れず、自分が望んでいない世界に拘束され、そこから抜け出す方法がわからないでいます。
5月のエネルギーは自由であり、それをもたらす変化でもあります。もしあなたが自由でないなら、何を恐れているのでしょうか?今の人生で奴隷になることで、誰に復讐しているのでしょうか?真実、自由、安らぎは、完全に自分を捧げることと同じ法則を持っています。これらの要素のうち1つが欠けると、すべてが欠けていることになります。これらの要素のどれかが欠けているとき、それはどれもが完全に実行にうつされていないことを示しています。もし、あなたがすべてを自分でやっているのであれば、それはあなたがまだ、自分を幸せにするために、外側から何かを得ようとしていることを示しています。そのため、「自分の望みを叶えようとしたのに、誰かに邪魔された」と責めることになります。自分が怖くなって自立(エゴは自立が自由だと言います)しようとしたわけではなく、誰かに止められたのだと自分に言い聞かせるのです。心の傷やトラウマ、破れた夢の下には癇癪が隠れています。癇癪は、私たちを下降線に突き落とすようなつらい体験の原因であり、結果でもあるのです。
今月は、ただ一つのことに集中するべき月です。神の願いはあなたの幸せであり、それがあなた自身の願いでもあるのだということにです。勇気を出せば、私たちは自由になれるのです。単なる過ちのために自分を罰するのをやめることができます。あなたの問題を聖霊に委ね、取り消してもらいましょう。結果に過ぎない肉体的な問題を聖霊に捧げるのではなく、問題の原因となっている恐怖を捧げてください。罪悪感や、次のステージに対する恐れ、そしてため込んでいる過去の執着が、あなたを動けなくし、不幸にしているのです。自由になりなさい。手放しなさい。心に愛を持てば、あなたの喜びと自由な精神で周りの人を祝福したいと思うようになるのです。聖霊に頼んで、邪魔なものをすべて取り除いてもらい、また、許しがさらに効果的になるように力づけてもらいましょう。先月咲いた花で今月は花園を作りましょう。愛と、そこにある不思議さいっぱいの我が家に向かう家路のために、天国の最高の広告塔になりましょう。
ナイトライト ニュースレター
2023年5月
ハワイ・タートルベイ
翻訳 栗原弘美