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ビジョン心理学ナイトライト・ニュースレター2026年8月号

8月のテーマは、「エンパワーメント」「充実」「悟り」です。癒しの機会として、中には、真実だと信じて人生をその上に築いてきた、痛みを伴う暗い夢のパターンと向き合わなければならない人もいるかもしれません。こうしたパターンは、癒しが必要なものを認識して初めて癒されるのです。あなたは、それがすべて夢だったこと、そして今も夢を見続けていることに気づき始めるかもしれませんが、この夢から目覚めることは可能です。夢の中にいるとき、それが夢であり、自分が夢を見る者だと気づけば、その結果として目覚め始めることができます。まず、その夢が、自分を「夢の中のヒーロー」、あるいは「犠牲者でありながらもヒーロー」にするために、自分が望んだ通りのものだったことに気づき始めるかもしれません。その「犠牲的英雄」とは、あらゆる困難や、理不尽な運命の矢や石をものともせず、勝利を収めた存在です。あるいは、少なくとも、この残酷な世界で生き残るためにやるべきことをやり尽くし、戦い抜いたのです。あなたは自分の夢の中の夢見る人ですから、夢を変えることを選ぶことができます。願えば、天も助けてくれるでしょう。

夢とは願望実現です。これこそが夢の本質的な側面なのです。私たちは、過去の夢を解き明かそうとする映画を、自ら脚本を書き、演じ、製作し、監督しているのです。この映画を自分が作り上げたことを、私たちは忘れてしまっています。私たちは、この世界がもたらす影響に翻弄されているように見えますが、実はその脚本家なのです。現在の人生を生み出した原因である過去の夢は、実際にはもう消え去っています。しかし、どういうわけか、私たちは依然としてそれらの夢や、そこに伴う傷ついた罪悪感、悲しみ、そして分離感に執着し続けています。夢の中で私たちにされたことは、私たちが遠い昔の夢の中で他者にしたことです。他者から私たちにされたことは、実際には私たちが彼らにしたことなのですが、夢の中では彼らが私たちにしたことだと夢見ていたのです。

私たちは夢の中の登場人物ではありません。私たちこそがその作者なのです。今この瞬間、集合的無意識が表面へと押し出されてきており、それは私たちの現在の意識と結びついているため、天候、洪水、地震といったその他の地球物理学的変化に影響を及ぼしています。地球規模の変化が訪れようとしています。

なぜ私たちはそんな夢を見るのか、問いかけ始めてもいいでしょう。その夢は私たちに何ができるようにしてくれるのでしょうか? どんな言い訳を与えてくれるのでしょうか? どんな願いを叶えてくれているのでしょうか? それは、分離し、自立することでしょうか? かつては勝利者だった私たちが被害者となることで生まれる、(たとえそれがネガティブな特別さであっても)特別でありたいという願いなのでしょうか?それともそれは、私たちの使命から逃れるために、被害者と加害者の幻想と共謀に私たちを留めている、邪悪な衝動の闇の魅力なのでしょうか?タオ(プロセス)は展開しており、それによって私たちは真実、分かち合い、そしてコミュニティーを大切にすることを学んでいます。私たちが起きて見ている夢の作者であることを自覚することは、夢に指示を与え、自分たちの力では変えられないように見えることについて、天に助けを求める力を与えてくれるのです。

『奇跡のコース』には、問題を変える最善の方法は、それを聖霊に委ねて解消してもらうことだと記されています。奇跡は、私たちの生活やこの世界において、変えることが不可能と思われるものを変えてくれます。また、私たちには、個人的にも集団的にも関わってきた、不正という古くからの集合的な夢を変える力も備わっています。自分自身ではなく天に頼ることは、全く別の次元への飛躍です。奇跡とは、ある夢の一面に焦点を当てた私たちの愛と神の愛であり、その夢が神の御心ではなく幻想であることを知ることなのです。

私たちには、「悪い」夢を変える力があります。天は、あなたにその力があること、そしてあなた自身がその「力」そのものであることを知ってほしいと願っています。なぜなら、あなたはそのように創造されたからです。神は、自分の子供たちが、過去の幻想にすぎない罪悪感を償おうとして苦しむ姿を見たくはありません。それはすべて、私たちの意識を高めるために重要なレッスンを学ばせようとした夢に過ぎなかったのですから。神は、私たちが罪のない存在であることを知っています。なぜなら、神が私たちを罪のない存在として創造されたからです。分離というエゴの幻想に囚われているあなただけが、自分自身を罪深いと信じることができます。そして、あなたは自分の罪悪感を否定しつつ、その罪悪感を他者に投影し、他者を罰しようとするのです。

他者はあなたの夢に登場する人物に過ぎません。彼らは、行動によって、たとえそれがあなたに逆らうものであっても、あなたの過去を再現することによって罰せられるのです。あなたが分離するにつれて、痛みを感じ、それが自分の意志に反して行われたと信じることで、罰せられ、力を奪われてしまいます。これこそが、被害者となり、自らの無実を主張しようとする本質です。「無実な」被害者であるということは、他者を利用して自分自身を罰していることに他なりません。私たちは皆、無実です。それが神によって創造された私たちのあり方であり、エゴによる分離という幻想によって変えられるものではありません。それにもかかわらず、私たちは自分の過去を用いて周囲の人々を貶めてしまいます。それは私たちの夢であり、責任を負うのは私たち自身です。過去とは、夢と、私たちが学び損ねたレッスンから成り立っており、学べるようになるまで繰り返されなければならないものなのです。

私たちは自らの信念によって自らを縛り、閉じ込めてきました。信念は単に私たちの認識に色をつけるだけでなく、夢の中で私たちの認識を構築し、制限しているのです。しかし、今月はそのベールが薄くなっており、私たちはより真実の現実へと目覚めることができます。あるいは、この夢の世界を完全に超えて、裁きのない世界へと目覚めることさえできるでしょう。私たちの世界は、常に私たちの罪悪感の投影に他なりません。

恐怖、怒り、罪悪感、ハートブレイク、復讐といったあらゆる感情は、すべて自分自身に対する攻撃の一形態です。それらは根本的には真実ではないにもかかわらず、私たちはそれらによって絶えず苦しめられています。エゴは、偽りの目標、勝者や敗者という夢、あるいは他人を犠牲にして自分より優れている、あるいは劣っているという幻想とともに、私たちを攻撃してきます。私たちは、自分自身に関する「良い」あるいは「悪い」という信念を証明するために、他人を「小道具」として利用しているのです。

今こそ、私たちに対する神の愛である「恩恵」が、かつてと変わらず力強いものであることを知るべき時です。しかし、もし私たちがそれに気づけないなら、それは自分がその恵みに値しない、準備ができていないと感じているからか、あるいは神や天国を思い出すことよりも、この世での他の目標を優先しているからに他なりません。今月は、真の成功に向けて大きな前進を遂げることができるでしょう。そして、最大の前進とは、すべてが夢であり、あなたはその夢を見ている人であることを知ることです。あなたが意欲を持ち、この目覚めが愛の行為であることを理解する度合いだけ、今月あなたは目覚めることができます。

リーダーとなりなさい。愛する者となりなさい。奇跡を起こす者となりなさい。自分が神の子であることを自覚しなさい。天と地をつなぐ架け橋となりなさい。あなたの中にあるキリストを知りなさい。あなたの中にある観音様を知りなさい。あなたの中にある仏陀を知りなさい。あなたの中にあるマグダラのマリアを知りなさい。あなたの中にあるダビデ王を知りなさい。彼らがワンネスに達したとき、彼らはあなたの心の一部となったのです。彼らがあなたの中にいることを思い出せば、自分の一部として彼らを知ることができます。あなたがすべての人々に愛、そして神の愛を注ぐとき、彼らもまた助けの手を差し伸べています。彼らに導いてもらいましょう。

8月はのどかな時期になり得ますが、怠惰に過ごしたり、偶像にふけったりしてはいけません。つかの間の喜びや快楽を味わうことはできますが、近視眼的な生き方や一時の快楽は、あなたをそれらに縛り付け、気を散らすだけであり、それはあなたの内面にまだ残っている憂鬱の埋め合わせに過ぎません。過去の喪失による憂鬱は、この人生からの唯一の抜け道として死を指し示しています。エゴの憂鬱な道や死への行進の代わりに、神とのワンネスこそが、この人生の幻想から抜け出し、真の「生」へと至る道であることを知ることができます。私たち皆の心の中には、神であり一体性である「愛」へと立ち返るよう促す無意識の呼び声が宿っています。しかし、それでもなお、これに意識を集中するという決意こそが、その呼び声を加速させ、より強固なものにするのです。

今月、あなたが学べる最も重要なのは、聖霊とのつながりを学び、その導きに従うことです。タオである聖霊は、癒されるべきものを踏まえて、可能な限り最高の方法で物事を展開させていきます。誰かの「病気という夢」に加担してはいけません。その人の病気とは、それを定着させるために「目撃者」を必要とする、共有された夢なのです。あなたの個人的な心は、聖霊があなたの心の一部であるという気づきから、あなたの注意をそらそうとします。聖霊を心の中に招き入れ、その導きに従うほど、あなたの心はエゴの心ではなく、聖霊の部分へと変わっていきます。

聖霊は、神の心とあなたとをつなぐ架け橋です。聖霊は、あなたが個人的な心ではなく、神の心と完全に一体となったときに、あなたの心の中に残り続ける部分です。死ぬとき、あなたが生涯をかけて築き上げてきたアイデンティティは、あなたから剥がれ落ちます。しかし、人生において執着やその他の幻想を手放していくにつれて、残るのは愛とつながりです。あなたがワンネスに到達するのは、あなたの中にタオ以外のアイデンティティが何も残っていないときであり、それによってあなたはワンネス、すなわちあなたの本来の、永遠のアイデンティティへと導かれるのです。さて、あなたはまだワンネスではなく「分離」を信じているため、聖霊はあなたが神を思い出すのを助けるためにここにいます。現在のあなたのアイデンティティを構成しているすべての傷が消え去ったとき、残るのは神と、ワンネスがもたらす恍惚とした至福だけです。

一日に何度も、聖霊をあなたの心の中に招き入れましょう。問題、特に慢性的な問題を抱えているなら、それを聖霊に委ねて取り消してもらいましょう。天に対する信仰が深ければ深いほど、タオはより速やかにその問題を解決してくれるでしょう。忘れないでください。あなたは神の子であり、あらゆる良いものに値する存在です。神があなたの問題を作り出したのではありません。「完全そのもの」である神が、欠乏を生み出すことなどあり得ないのです。欠乏は分離から生じます。とりわけ、原初的な神からの分離を信じていることこそが、その原因なのです。

神があなたをワンネスの中でご自身の一部として確立された以上、神の御心は不変であるため、それは決して変わることはありません。しかし、分離の原理である私たちのエゴは、個人的な心が存在し続けるために、あなたが分離という幻想を信じ続けることを必要としています。聖霊は、分離や執着を手放すことで、私たちを「完全性」へと連れ戻してくれます。それらは、私たちが埋め合わせようとしている内なる欠如を隠しているのです。聖霊は、癒し手であり、訂正する存在であり、神へと戻る架け橋です。あなたがそう願い、帰郷に身を委ねれば、聖霊はあなたを「家」へと導いてくれます。

8月は、輝かしい喜びに満ちた月になることができるのです。そうなりますように……


ナイトライト・ニュースレター
2026年8月
ハワイ州カフク
翻訳 栗原弘美